特別養子縁組 一般社団法人アクロスジャパン

赤ちゃんを産んでも育てるのが難しいあなたへ 東京都許可番号:3福保子育 第1682号

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特別養子縁組・にんしん相談

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GEIL2016

政策立案コンテストに参加してきました

 

学生団体GEILは、毎年夏に、全国から大学生を集めて、一週間の合宿形式で政策立案をしていただく政策立案コンテストを開催している団体です。ここ数年私共の団体も様々なキャンペーンなどでお世話になっております、一般社団法人 次世代社会研究機構の西田陽光さんが理事を務めておられます。

テーマは「未就学児の成育環境デザイン」

今年の政策立案のテーマは「未就学児の成育環境デザイン」だそうで、社会的養護の問題や、貧困、虐待などの子どもの成長の差しさわりとなり得る問題がある中で、どの子どももその発達の度合いに見合った適切な成育環境を享受できる制度をデザインすることを課題として開催されました。そこにたくさんいらっしゃる講師の一人として今回お招き、養子縁組のお話をさせていただきました。

日本の将来を、よくしたいすべての若者

普段色々な場所で養子縁組に関するお話をさせていただきますが、今日の学生たちから頂く質問や意見はとても新鮮でした。居眠りする人とかいるのかな、と思ったりもしましたがとんでもありません、皆さん真剣に話を最後まで聞いてくださり、沢山メモを取っていらっしゃいました。こうした「未来の政治家」になるであろう若い方がたに養子縁組の現状を知ってもらうことで、近い未来、きっと日本の養子縁組の在り方もより良くなる!ととても嬉しい気持ちでした。私のテーブルに座ってくださった学生の皆様、本当にありがとうございました。

 

よーしえんぐみcafe@仙台

よーしえんぐみCafe@仙台

七夕の日、仙台市でよーしえんぐみcafeを開催するお知らせです。
皆さま、お近くの方はぜひいらしてください。お会いできるのを楽しみにしております。

Schedule

日時 2016年7月7日
昼の部:10:30~12:00
夜の部:18:30~20:30
場所 せんだいメディアテーク 2階会議室
スピーカー
佐々木啓子さん 
養子縁組で3人お子さんを迎えた養母さん
アクロスジャパン 小川多鶴

Location

Name 仙台メディアテーク
〒980-0821 宮城県仙台市 青葉区春日町2−1

お申し込み
佐々木啓子
電子メールにて
suzu1201(あっと)gmail.com

専門職向け養子縁組研修会

9月3日 アクロスジャパン企画 専門職向け研修会

お知らせ

アクロスジャパンでは、医療施設で勤務される助産師や保健師の皆さんを対象とした「専門職向け対象学習会」を平成28年9月3日(土)に開催します。

【締め切り】
平成28年8月20日(土)

日時

平成 28 年 9 月 3 日(土) 10:00~16:30
【場 所】 日本赤十字社ビル 101 中会議室
〒105-0012 東京都港区芝大門 1 丁目 1 番 3 号

対象者・参加費

【対象者】
助産師、保健師 40 名
【参加費】 7000 円
(昼食のお弁当代込み)

申込方法

申込メールアドレス mw.office.yukiko(あっと)gmail.com
タイトル 「9 月 3 日特別養子縁組研修会 参加申込」

記載事項

①お名前
②所属
③職種
④電話番号
⑤メールアドレス(PC メール受信可能なもの)

●お申込みメール受信後、順次受付メールにて参加費振込み先等のご案内をいたします。
●お問い合わせはメールにて( mw.office.yukiko@gmail.com )お願いいたします。
●万が一、お申込み後 1 週間以内に受付メールが届かない場合はご連絡ください。
(担当:山岸(ゆきこ助産院)080-2673-2605)

内容

◆特別養子縁組に関わる医師から (アクロスジャパン理事/産科医 竹内正人先生)
◆特別養子縁組についての基礎知識と実際(アクロスジャパン代表 小川多鶴)
◆特別養子縁組を前提とした妊産婦への関わり ~助産師にできること~
(ゆきこ助産院・アクロスジャパン 助産師 山岸由紀子)
◆グループディスカッション・事例検討・まとめ
(医療機関・行政・民間との連携に関する課題の整理も含む)
◆画像・映像で見る特別養子縁組の実際

アド・ファミリー交流企画 日本財団

催し物:カメラマンによる「ママフォトレッスン」

スケジュール

日時:2016 年 7 月 14 日(木)10:30~13:00
※開場:10:00 より

場所:日本財団ビル(東京都港区赤坂 1-2-2)2階 会議室 3~4

申し込み方法:以下のフォームからお申込みください
https://goo.gl/E7vJ1E

チラシはこちらからダウンロード

連携の大切さ

医療連携により東京より遠く離れた土地からご相談を頂き、当会の職員を連れて面会へ行って参りました。

予期せぬ妊娠で悩まれる方その数だけご事情があり、地元の相談窓口での相談が難しい方、或いは勇気を振り絞って相談をしても威圧的な対応を受けてしまい、せっかく相談窓口までたどり着いたにも拘らず、そこから足が遠のいてしまう方が多くいらっしゃいます。

数時間かけて雪がまだ残る場所でお会いしたお母さんはとても若く、そしてまた沢山の複雑な思いを一人で胸に抱え苦しんでいました。最初はお話するのが難しかったお母さんも、時間をかけて少しづつですがぽつ、ぽつと、気持ちをお聞かせいただきました。

同じ予期せぬ妊娠であっても、その相談への対応で相談者の人生や、相談者の問題に向かっての思いが大きく変わります。

またお産というものは医療施設で通常なされるものでありますが、この医療現場で予期せぬ妊娠で悩む方々の葛藤や養子縁組を正しくご理解いただく事は、お産をされるお母さん方の医療的な安定だけではなく、精神的な安定にも大きく左右します。

私共はどの医療施設でもきちんとご挨拶に上がり、当会の理念や活動内容をご説明し、丁寧で細やかなケアをしていること、同行支援により私共が医療施設外でどのようなサポートを行っているかなども知って頂いております。

できるだけ関わる機構と細やかな連携を図り、お産後に養子縁組委託となる場合も、お産に関わる医療の皆さまに無理がない範囲で子どもの養育の様子や経過など一緒に見守って頂いております。

そうして医療施設の方々に、民間団体との協働は特定妊婦さんへのより良いサポートだとご理解いただき受け止めて頂くことは、相談者である妊婦さんにも大きく関わります。

日本は先進国ながらも、今まであまりにもこうした周産期へのメンタルケアをおろそかにしてしまったのではないでしょうか。

たとえ今回の妊娠が自身での養育が叶わなかったお母さんであっても、それが彼女たちにとって「いいお産」となれば、そのお母さんが迎える次のお産もきっと「もっといいお産」につながる、と私たちは信じております。

産んでも育てられない「困った妊娠をしてしまった」と思っていたお母さんでも、自分も、赤ちゃんも幸せになってもいい道があると知る時、悩んでいるお母さんは希望を持つ事ができます。 私共はそうして関わる全ての人に良い養子縁組のケースを、これからも一つづつ積み重ねて行けるよう努力して行きたいと思います。

(おがわ)

よーしの日2016

今年で3回目となりました「ようしの日」のフェスティバルが日本財団ビルで開かれました。

沢山の方にお越しいただき、大盛況でした。

ゲストにダイアモンドユカイさんなどを迎えたトークセッションや、各団体さんの活動紹介などもありました。今年はアクロスジャパン、よーしの日の実行委員を務めさせていただきました。とても素敵なフェスティバルだったと思います。

当日に向けて沢山ご尽力くださった日本財団の皆さま、私と一緒に実行委員を務めてくださった環の会さん、あんさん協、その他関係者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

沖縄で医療従事者と勉強会をしました

10月31日、沖縄のゆいクリニックさんで医療従事者向けの小さな勉強会を行いました。とても素敵なクリニックで、暖かい優しいイメージの病院でした。

集まった方々は助産師さん、看護師さん、医師、養親希望者、妊婦さん、などなど。

養子縁組の流れ、仕組みから、問題点、にんしん相談、養子縁組への繋げ方など、、、、座談会のようなざっくばらんな席で和やかに色々な話が出来たと思います。

にんしん相談には地域によっての相談の特徴があるのですが、沖縄にも沖縄独特の相談の姿勢などもあります。その辺も考慮しながら「あくまでも相談者主体の姿勢で相談を受けること」が最優先される事、などもお話をさせていただきました。

また、よくありがちなのですが(最近はだいぶ減りましたが)「中絶=悪」だという考えを特定妊婦さんに押し付ける相談対応(現行法律では妊娠22週までの妊娠は中絶が可能です)や、民間団体・行政窓口の個人的な主観で作り上げられた、養子縁組プロセスのルールを相談者に押し付けられないようにする配慮、などについてもお話が出ました。

小さな会となりましたがゆいクリニックの皆さんのおかげでとても有意義な時間を共有させていただきました。
今後の特定妊婦さんへのより丁寧なケアに繋げられるよう今回の勉強会を繋いでゆきたいと思っています。

(おがわ)

市役所 こそだて支援課

ある障がいのあるお子さんのいるご家族に、色々な事情があり、ご自身での養育が大変困難なため、時間をかけて考えた結果、養子縁組へと委託することになりました。
お子さんが元々お住まいだった場所から育ての親の住所へと転入するため、転居届を持って市役所市民課へ行き、手続きをするため当会も同行しました。

市民課でまず言われた言葉が(ちなみに対応したのは実習生という腕章を付けた、高齢男性)
「今から養子縁組をするのなら、一緒の戸籍にはまだ入れないのでは?」(※誰も戸籍謄本に入れてくれなどと言ってません
「保険はどうするんですか?!」(誰も国民健康保険に加入させてくれと、市民課の職員には言ってません
などというびっくり発言もありましたが、転入、転出する手続きに「個々の理由など全く必要なく」「市民課の職員が、個人的主観で市民を転出、転入させない、など判断する権限も必要も全くない」わけですが、それは一応嫌な思いをしながらも終わりました。

次に、そのお子さんの乳児医療証の作成に、「子育て支援課」という窓口に行きました。
私達がする手続きは「乳児医療証作成」だったはずですが、対応した窓口の女性が、ころころ変わり、最初から決して好意的、とは言えない態度でしたが、以前もこの市役所で委託ケースが有ったのと、以前のここの市役所の対応はとてもよかったのを覚えておりましたので以前の引継ぎも当然されているだろうと思って、手続きを待っていました。

窓口の対応の職員がまた変わり、二番目に対応した女性が「職員が異動で変わり、みんなよくわからない」というので、「引継ぎがちゃんとされてないのですね」と私が返事をすると明らかに嫌な顔をされましたが市民にとって受けるべき対応を市民が窓口で期待するのは当たり前で内部での引継ぎがされてない事を市民がくみ取って配慮したり我慢する必要は全くないわけです。

するとその職員はその赤ちゃんの保険証のコピーを私達の前に差出し、仁王立ちでその紙を指さしながら、明らかに「怒り声」で「なんでこの赤ちゃんは養子縁組するんですか!」と切り出しました。
私は「すみません、あのー、何で養子縁組しちゃいけなんでしょう?」と聞いてみました。

女性の顔はますます怒りで満ちたものになり、窓口で座っている私達(養父さんも隣に座っていました)に向かって仁王立ちのまま、保険証のコピーを指さし、唇も、指先も、怒りでぶるぶる震えながら「この赤ちゃんは”本当のお父さん”がいるんですよね?!」と信じられないほど威圧的な口調でそう言いました。
私は「あたりまえです、どの赤ちゃんもお父さん、お母さんがいないと産まれてこれないですから」と言いました。
すると、その女性は「本当のお父さんがいるのに、何で自分で育てないんですか!!!!」とますます声が威圧的になり、立ったまま私たちをにらみつけそう言いました。

私は数秒間、この女性が何を言いたいのか考えましたが全く理解できませんでした。
そして「世の中には、色々な事情があって、自身のお子さんを養育できない親御さんが沢山います。ご存知かと思いますがそう言った社会的養護児童へ家庭養護を促進することについて厚生労働省の通知にもしっかりと書かれており、その中に養子縁組制度が有るんですが」
そしてもう一度聞きました。
「あの、乳児医療証を作成するのに、なんで個々の理由や事情を”あなたに”説明しないといけないんでしょうか。養子縁組委託だと乳児医療証の作成が出来ないのですか?」

すると、少しその女性も「ヤバい」という表情になり「そしたらこの保険証はいつか変更になるんですよね」と、いきなり話題をすり替えました。
さっきの「なんで養子縁組をするのか」と、「保険証が切り替わる」とは全く無関係です。

私は「保険証の変更などが有れば、それはその時に改めて手続きが必要だと思うのでそれはその時に改めて行うとしても、今は”乳児医療証の作成”に来ているんです」と言いました。

その人は睨みつけ震えながらも「ちょっとお待ちください」と言い、後ろに下がり、そしてまた窓口が別の女性に代わりました。

そして次に現われたその女性との間で乳児医療証の手続きは、1分ほどで終わってしまいました。
「ではこれで今日は終わりです」と、その女性に言われただけでしたので納得のいかない私はその女性に先ほどの女性の態度が「威圧的、差別的」発言であったことを告げ行政の職員としてあるまじき発言であることについて抗議しました。

その女性は「大変申し訳ありませんでした」と一言言っただけで結局終わってしまいました。

当の威圧的だった態度の職員は後ろで聞き耳を立てて座っているだけで私の横で非常にガッカリしている養父に対し謝罪に来ることもありませんでした。

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この窓口では結局他にも大きなミスがあり、その後電話が有ったのですがそれはまた別の機会に書かせて頂くとして、この、窓口での対応こそが、実は「なぜ行政でにんしん相談、養子縁組相談が進まないのか」なのです。
この窓口では、母子手帳発行、保育園入所の手続き、その他の制度についても全て対応しています。
ようするに職員の”個人的主観”でその人の思うままに対応をする窓口が「子育て支援課」と呼ばれているのです。

この窓口に、もし、妊娠中に悩んで「養子縁組」を考えている妊婦さんが相談に行ったら、どんなことが起きたでしょうか。
皆さん、考えてください。
そして行政の窓口は一体だれのためにあるのでしょうか。
市民の為にあるのです。

なぜ、皆さんがニュースで目にする痛ましい出来事、妊婦さんたちが赤ちゃんを自宅出産したり公衆トイレで産んだ後に殺さねばならなかったのか。
なぜ、子育てに悩む人が、行政ではなく、民間団体に助けを要請するのか。

それが、この窓口で対応した女性職員の態度、すべてに現われている、と私は思います。
幾ら大臣や政治家が「養子縁組制度」を深めよう、施設児童を減らそう、と理解を示してくれても、
どんなに官僚の方々が私共民間団体と膝を合わせ子供たちに家庭養護を、と話し合いを設けてくださっても末端で、市民へ向き合う窓口の「こそだて支援課」がこういう態度である限り民にとっての行政は、何も変わらない、という事なのです。

これをご一読くださる皆さん一人一人が、「お上体質」の自治体の態度をどうしたら改善でき、皆さんのニーズに合った公平な窓口に出来るのか是非、一度考えてみてください。

私共は今回のこの出来事は日本の子育て支援窓口の問題として、全国の団体、機構、法曹、各省とも共有し改善を求めていきたいと思っています。
全ての子育中の方が、こうした理不尽な扱いを受けず、必要なサービスを当たり前に差別なく受けることが出来るよう心から望みます。

(おがわ)

厚木基地内 日米縁組 ワークショップセミナー

7月1日、厚木基地内で日米養子縁組の基礎情報、手続き関連(要件、ビザその他)のワークショップセミナーを行いました。

アクロスジャパンとしてはこのようなワークショップを時々行っておりますが、今回は他の養子縁組支援団体さん(小さな命を守るゆりかご、愛の決心、ベビーライフ)にもお越しいただき、それぞれの会の活動内容などをご紹介いただきました。また、現在厚労省で執り行っている、養子縁組研究の科学研究班の教授にもお越しいただき(益田早苗さん、白井千晶さん)、現場の実際の声や各団体の活動の様子なども知って頂きました。

おそらく今まで色々な団体さんが一緒になって各団体の紹介などするワークショップはなかったと思います。

お越しになった皆さんの中には、国際結婚をして日本で居住中、などの方などもいらっしゃいました。

沢山の方にお越しいただいたワークショップは大盛況でして、早速次回のワークショップのプランも出来上がりつつあるほどでした。

日本国内では、このように日本国内での渉外養子縁組実務手続き、各国ビザ情報(連邦)等のインフォメーションを知る事の出来る公的な窓口が全くないからです。

国内養子縁組もそうですが、渉外養子縁組は沢山の異なる法務を同時並行で正しく理解しながら手続きを進めることが大切です。現在、日本ではこのような渉外養子縁組の実務について相談できる窓口が行政にも省にも全くありません。

他の国ではどんな窓口、団体に行っても様々な情報を出来る限り提示してくれ、一番その人に合った窓口、インフォメーションを入手でき、各窓口に繋いでもくれます。

アクロスジャパンは設立当初から一貫して、どんな方、団体/自治体でも、その方々が困っていれば出来るだけ力になり、手を差し伸べてまいり、

入手しにくい渉外養子縁組の生業や実務についても実に様々な他団体さん/行政のケース相談にお手伝いを差し上げ今日に至っています。

昨年からは、日米間における養子縁組に関する査証申請書類で、申請時にそのケースに関して責任を持つ事の出来る米国養子縁組団体名が必要となりました。

幾らHome Studyが認可されていてもそれだけではビザ申請が出来ませんし、また米国でHome Studyを執り行っただけの団体が、そのケースについて責任を持つ、ということも、まずありません。知らないケースに対し、責任を持つ、などということはあり得ないからです。
そのケースに関して責任を持つという事は、そのケースがその後もどのように有るのかを、必要に応じきちんと監督できる立場にあり、アフターフォロ―が可能でなければならないのです。

今までは日本の団体よりお子さんを迎え、日本で裁判を終えた後に、自力で何とかHome Studyを終えビザを取り渡航する人もいたようですが、そう言う訳で昨年からは独自に子供を迎え裁判を終えても独自でのビザ申請は出来なくなりました。
アクロスジャパンではそういった方々のご相談にも乗り、他団体さんで委託されたケースにビザが必要な場合などには、当会との姉妹提携であるアメリカ事業所Across The World adoptionsと共に、Home Studyを執り行ったりビザ申請のサポートなどもしています。

今回一緒にワークショップにご参加くださった団体さんの扱うケースでも、今後、渉外養子が発生した場合には当会にご相談いただき、アクロスジャパン(ATWA)がリーガルの部分、査証やその他の手続きで出来るだけのお手伝いを差し上げ、皆さんのケースがスムーズに進めれられれば、と思っています。

それぞれ違った特徴を持つ団体が有るのはとても大切なことです。相談ケースはどれもみな、大変複雑です。また、一人一人違った方がいるこの世界で、子どもにとって最善の養子縁組家族を作るには、全ての団体が同じ、なだけではなく、違う特徴、知見を持ち寄り団体/行政が協働すれば、もっと素晴らしい幅の広い活動が出来、向上もできると私共は信じています。

同時にこうした複雑な渉外養子縁組の手続きも、できるだけ基礎的な事を各団体さんがご理解し、正しく情報発信しながら、一人でも多くの子供たちが家庭で育つことが出来るよう、家族づくりの幅を更に広げてほしいと切に願っています。

(おがわ)

アクロス交流会

6月27日、ニューサンノーホテルにてアクロスジャパン交流会を行いました。

毎年見る子供たちも本当に大きくたくましく成長しており、私共職員の大きな喜びとなっています。

今年はA1ボートレース選手の木村光宏選手がおいで下さり、私共にスピーチをくださいました。

児童施設で幼少期の数年間を過ごされた経験を持ち、また、IFCOの親善大使を務める選手からみても、養子縁組での家族づくりは本当に素晴らしい仕組みだとおっしゃっていただいています。沢山のお土産も子供たちに頂きました。

日本全国のアクロスファミリーが和やかに、楽しいひと時を過ごせたようでした。

遠方からでも子連れでお越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さまのご参加に職員関係者一同、心より感謝いたしております。