特別養子縁組 一般社団法人アクロスジャパン

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特別養子縁組・にんしん相談

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よーしの日2016

今年で3回目となりました「ようしの日」のフェスティバルが日本財団ビルで開かれました。

沢山の方にお越しいただき、大盛況でした。

ゲストにダイアモンドユカイさんなどを迎えたトークセッションや、各団体さんの活動紹介などもありました。今年はアクロスジャパン、よーしの日の実行委員を務めさせていただきました。とても素敵なフェスティバルだったと思います。

当日に向けて沢山ご尽力くださった日本財団の皆さま、私と一緒に実行委員を務めてくださった環の会さん、あんさん協、その他関係者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

沖縄で医療従事者と勉強会をしました

10月31日、沖縄のゆいクリニックさんで医療従事者向けの小さな勉強会を行いました。とても素敵なクリニックで、暖かい優しいイメージの病院でした。

集まった方々は助産師さん、看護師さん、医師、養親希望者、妊婦さん、などなど。

養子縁組の流れ、仕組みから、問題点、にんしん相談、養子縁組への繋げ方など、、、、座談会のようなざっくばらんな席で和やかに色々な話が出来たと思います。

にんしん相談には地域によっての相談の特徴があるのですが、沖縄にも沖縄独特の相談の姿勢などもあります。その辺も考慮しながら「あくまでも相談者主体の姿勢で相談を受けること」が最優先される事、などもお話をさせていただきました。

また、よくありがちなのですが(最近はだいぶ減りましたが)「中絶=悪」だという考えを特定妊婦さんに押し付ける相談対応(現行法律では妊娠22週までの妊娠は中絶が可能です)や、民間団体・行政窓口の個人的な主観で作り上げられた、養子縁組プロセスのルールを相談者に押し付けられないようにする配慮、などについてもお話が出ました。

小さな会となりましたがゆいクリニックの皆さんのおかげでとても有意義な時間を共有させていただきました。
今後の特定妊婦さんへのより丁寧なケアに繋げられるよう今回の勉強会を繋いでゆきたいと思っています。

(おがわ)

市役所 こそだて支援課

ある障がいのあるお子さんのいるご家族に、色々な事情があり、ご自身での養育が大変困難なため、時間をかけて考えた結果、養子縁組へと委託することになりました。
お子さんが元々お住まいだった場所から育ての親の住所へと転入するため、転居届を持って市役所市民課へ行き、手続きをするため当会も同行しました。

市民課でまず言われた言葉が(ちなみに対応したのは実習生という腕章を付けた、高齢男性)
「今から養子縁組をするのなら、一緒の戸籍にはまだ入れないのでは?」(※誰も戸籍謄本に入れてくれなどと言ってません
「保険はどうするんですか?!」(誰も国民健康保険に加入させてくれと、市民課の職員には言ってません
などというびっくり発言もありましたが、転入、転出する手続きに「個々の理由など全く必要なく」「市民課の職員が、個人的主観で市民を転出、転入させない、など判断する権限も必要も全くない」わけですが、それは一応嫌な思いをしながらも終わりました。

次に、そのお子さんの乳児医療証の作成に、「子育て支援課」という窓口に行きました。
私達がする手続きは「乳児医療証作成」だったはずですが、対応した窓口の女性が、ころころ変わり、最初から決して好意的、とは言えない態度でしたが、以前もこの市役所で委託ケースが有ったのと、以前のここの市役所の対応はとてもよかったのを覚えておりましたので以前の引継ぎも当然されているだろうと思って、手続きを待っていました。

窓口の対応の職員がまた変わり、二番目に対応した女性が「職員が異動で変わり、みんなよくわからない」というので、「引継ぎがちゃんとされてないのですね」と私が返事をすると明らかに嫌な顔をされましたが市民にとって受けるべき対応を市民が窓口で期待するのは当たり前で内部での引継ぎがされてない事を市民がくみ取って配慮したり我慢する必要は全くないわけです。

するとその職員はその赤ちゃんの保険証のコピーを私達の前に差出し、仁王立ちでその紙を指さしながら、明らかに「怒り声」で「なんでこの赤ちゃんは養子縁組するんですか!」と切り出しました。
私は「すみません、あのー、何で養子縁組しちゃいけなんでしょう?」と聞いてみました。

女性の顔はますます怒りで満ちたものになり、窓口で座っている私達(養父さんも隣に座っていました)に向かって仁王立ちのまま、保険証のコピーを指さし、唇も、指先も、怒りでぶるぶる震えながら「この赤ちゃんは”本当のお父さん”がいるんですよね?!」と信じられないほど威圧的な口調でそう言いました。
私は「あたりまえです、どの赤ちゃんもお父さん、お母さんがいないと産まれてこれないですから」と言いました。
すると、その女性は「本当のお父さんがいるのに、何で自分で育てないんですか!!!!」とますます声が威圧的になり、立ったまま私たちをにらみつけそう言いました。

私は数秒間、この女性が何を言いたいのか考えましたが全く理解できませんでした。
そして「世の中には、色々な事情があって、自身のお子さんを養育できない親御さんが沢山います。ご存知かと思いますがそう言った社会的養護児童へ家庭養護を促進することについて厚生労働省の通知にもしっかりと書かれており、その中に養子縁組制度が有るんですが」
そしてもう一度聞きました。
「あの、乳児医療証を作成するのに、なんで個々の理由や事情を”あなたに”説明しないといけないんでしょうか。養子縁組委託だと乳児医療証の作成が出来ないのですか?」

すると、少しその女性も「ヤバい」という表情になり「そしたらこの保険証はいつか変更になるんですよね」と、いきなり話題をすり替えました。
さっきの「なんで養子縁組をするのか」と、「保険証が切り替わる」とは全く無関係です。

私は「保険証の変更などが有れば、それはその時に改めて手続きが必要だと思うのでそれはその時に改めて行うとしても、今は”乳児医療証の作成”に来ているんです」と言いました。

その人は睨みつけ震えながらも「ちょっとお待ちください」と言い、後ろに下がり、そしてまた窓口が別の女性に代わりました。

そして次に現われたその女性との間で乳児医療証の手続きは、1分ほどで終わってしまいました。
「ではこれで今日は終わりです」と、その女性に言われただけでしたので納得のいかない私はその女性に先ほどの女性の態度が「威圧的、差別的」発言であったことを告げ行政の職員としてあるまじき発言であることについて抗議しました。

その女性は「大変申し訳ありませんでした」と一言言っただけで結局終わってしまいました。

当の威圧的だった態度の職員は後ろで聞き耳を立てて座っているだけで私の横で非常にガッカリしている養父に対し謝罪に来ることもありませんでした。

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この窓口では結局他にも大きなミスがあり、その後電話が有ったのですがそれはまた別の機会に書かせて頂くとして、この、窓口での対応こそが、実は「なぜ行政でにんしん相談、養子縁組相談が進まないのか」なのです。
この窓口では、母子手帳発行、保育園入所の手続き、その他の制度についても全て対応しています。
ようするに職員の”個人的主観”でその人の思うままに対応をする窓口が「子育て支援課」と呼ばれているのです。

この窓口に、もし、妊娠中に悩んで「養子縁組」を考えている妊婦さんが相談に行ったら、どんなことが起きたでしょうか。
皆さん、考えてください。
そして行政の窓口は一体だれのためにあるのでしょうか。
市民の為にあるのです。

なぜ、皆さんがニュースで目にする痛ましい出来事、妊婦さんたちが赤ちゃんを自宅出産したり公衆トイレで産んだ後に殺さねばならなかったのか。
なぜ、子育てに悩む人が、行政ではなく、民間団体に助けを要請するのか。

それが、この窓口で対応した女性職員の態度、すべてに現われている、と私は思います。
幾ら大臣や政治家が「養子縁組制度」を深めよう、施設児童を減らそう、と理解を示してくれても、
どんなに官僚の方々が私共民間団体と膝を合わせ子供たちに家庭養護を、と話し合いを設けてくださっても末端で、市民へ向き合う窓口の「こそだて支援課」がこういう態度である限り民にとっての行政は、何も変わらない、という事なのです。

これをご一読くださる皆さん一人一人が、「お上体質」の自治体の態度をどうしたら改善でき、皆さんのニーズに合った公平な窓口に出来るのか是非、一度考えてみてください。

私共は今回のこの出来事は日本の子育て支援窓口の問題として、全国の団体、機構、法曹、各省とも共有し改善を求めていきたいと思っています。
全ての子育中の方が、こうした理不尽な扱いを受けず、必要なサービスを当たり前に差別なく受けることが出来るよう心から望みます。

(おがわ)

厚木基地内 日米縁組 ワークショップセミナー

7月1日、厚木基地内で日米養子縁組の基礎情報、手続き関連(要件、ビザその他)のワークショップセミナーを行いました。

アクロスジャパンとしてはこのようなワークショップを時々行っておりますが、今回は他の養子縁組支援団体さん(小さな命を守るゆりかご、愛の決心、ベビーライフ)にもお越しいただき、それぞれの会の活動内容などをご紹介いただきました。また、現在厚労省で執り行っている、養子縁組研究の科学研究班の教授にもお越しいただき(益田早苗さん、白井千晶さん)、現場の実際の声や各団体の活動の様子なども知って頂きました。

おそらく今まで色々な団体さんが一緒になって各団体の紹介などするワークショップはなかったと思います。

お越しになった皆さんの中には、国際結婚をして日本で居住中、などの方などもいらっしゃいました。

沢山の方にお越しいただいたワークショップは大盛況でして、早速次回のワークショップのプランも出来上がりつつあるほどでした。

日本国内では、このように日本国内での渉外養子縁組実務手続き、各国ビザ情報(連邦)等のインフォメーションを知る事の出来る公的な窓口が全くないからです。

国内養子縁組もそうですが、渉外養子縁組は沢山の異なる法務を同時並行で正しく理解しながら手続きを進めることが大切です。現在、日本ではこのような渉外養子縁組の実務について相談できる窓口が行政にも省にも全くありません。

他の国ではどんな窓口、団体に行っても様々な情報を出来る限り提示してくれ、一番その人に合った窓口、インフォメーションを入手でき、各窓口に繋いでもくれます。

アクロスジャパンは設立当初から一貫して、どんな方、団体/自治体でも、その方々が困っていれば出来るだけ力になり、手を差し伸べてまいり、

入手しにくい渉外養子縁組の生業や実務についても実に様々な他団体さん/行政のケース相談にお手伝いを差し上げ今日に至っています。

昨年からは、日米間における養子縁組に関する査証申請書類で、申請時にそのケースに関して責任を持つ事の出来る米国養子縁組団体名が必要となりました。

幾らHome Studyが認可されていてもそれだけではビザ申請が出来ませんし、また米国でHome Studyを執り行っただけの団体が、そのケースについて責任を持つ、ということも、まずありません。知らないケースに対し、責任を持つ、などということはあり得ないからです。
そのケースに関して責任を持つという事は、そのケースがその後もどのように有るのかを、必要に応じきちんと監督できる立場にあり、アフターフォロ―が可能でなければならないのです。

今までは日本の団体よりお子さんを迎え、日本で裁判を終えた後に、自力で何とかHome Studyを終えビザを取り渡航する人もいたようですが、そう言う訳で昨年からは独自に子供を迎え裁判を終えても独自でのビザ申請は出来なくなりました。
アクロスジャパンではそういった方々のご相談にも乗り、他団体さんで委託されたケースにビザが必要な場合などには、当会との姉妹提携であるアメリカ事業所Across The World adoptionsと共に、Home Studyを執り行ったりビザ申請のサポートなどもしています。

今回一緒にワークショップにご参加くださった団体さんの扱うケースでも、今後、渉外養子が発生した場合には当会にご相談いただき、アクロスジャパン(ATWA)がリーガルの部分、査証やその他の手続きで出来るだけのお手伝いを差し上げ、皆さんのケースがスムーズに進めれられれば、と思っています。

それぞれ違った特徴を持つ団体が有るのはとても大切なことです。相談ケースはどれもみな、大変複雑です。また、一人一人違った方がいるこの世界で、子どもにとって最善の養子縁組家族を作るには、全ての団体が同じ、なだけではなく、違う特徴、知見を持ち寄り団体/行政が協働すれば、もっと素晴らしい幅の広い活動が出来、向上もできると私共は信じています。

同時にこうした複雑な渉外養子縁組の手続きも、できるだけ基礎的な事を各団体さんがご理解し、正しく情報発信しながら、一人でも多くの子供たちが家庭で育つことが出来るよう、家族づくりの幅を更に広げてほしいと切に願っています。

(おがわ)

アクロス交流会

6月27日、ニューサンノーホテルにてアクロスジャパン交流会を行いました。

毎年見る子供たちも本当に大きくたくましく成長しており、私共職員の大きな喜びとなっています。

今年はA1ボートレース選手の木村光宏選手がおいで下さり、私共にスピーチをくださいました。

児童施設で幼少期の数年間を過ごされた経験を持ち、また、IFCOの親善大使を務める選手からみても、養子縁組での家族づくりは本当に素晴らしい仕組みだとおっしゃっていただいています。沢山のお土産も子供たちに頂きました。

日本全国のアクロスファミリーが和やかに、楽しいひと時を過ごせたようでした。

遠方からでも子連れでお越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。

皆さまのご参加に職員関係者一同、心より感謝いたしております。

アクロス交流会のお知らせ

今年もアクロスジャパンの養子縁組ファミリー交流会を開催します。
場所は養親さんの好意で昨年と同じ会場(ニューサンノーホテル)を利用できることになりました。
お越しになる方は必ず身分証(基本はパスポート、住基カードなど顔写真のあるもの)を持参ください。
お持ちでない場合、ご入場できません。
お子さんの場合、身分証は必要ありません。
アクロスファミリーの皆さんとの再会をお待ちしております。

日時:2015年6月27日 (土)
場所: ニューサンノーホテル(東京都港区麻布)
参加対象者:アクロスジャパンでお子さんを迎えた養子縁組ファミリー
時間 受付:午前11時より
開演時間:午前11時半 より 午後2時半まで
(ランチの用意があります)
参加費: 大人 2000円  子供(5歳以上)1000円
申し込み締め切り: 2105年 6月1日まで(必着)

アクロスジャパンのご家族には全員、事務局よりご案内をお送りします。
参加申し込みをされた方に、入場の際にゲートで提示いただくチケットを「郵送にて」お送りします。
当日そのチケットと身分証明書を必ずお持ちください。
入口のゲートで参加者リストにない方のご入場はできません。参加者全員の人数、お名前を必ず申込時にお知らせください。

回胴式遊技機商業協同組合さんにお邪魔しました

今日は「回胴式遊技機商業協同組合」さんという、とても大きな組合の理事会にお邪魔し、組合の皆さまの当会活動へのご理解、ご支援への感謝をこめ感謝状をお渡しし、当会の活動について理事の皆さまの前で少しお話をさせていただきました。
回胴遊商さんのほうでも震災復興支援をはじめ、子供車内置き去り防止運動など広い分野で子供たちの為に活動をなさっていることから、当会のにんしんSOS・養子縁組相談の活動についても「乳児虐待防止に大変需要な役割」とご理解、ご支援いただいております。

特に若年層の妊娠相談のお話や、日本国内で国籍が異なる養子縁組にて生じる多くの偏見・差別やその他の問題、医療との協働での活動部分など、全国からお越しの理事の皆さまに大変感心深くご傾聴頂きました。

「私共は普段こういう話を聞く機会が大変少ないので、非常に勉強になる」とのお言葉もいただき、やはり社会の広い範囲の方々に、こつこつとお話を聞いていただき、現状を知って頂く事はとても大切なのだと痛感しました。

今後とも、ますますのご指導ご鞭撻をお願いして参りました。

ちいちゃん、おめでとう

昨年当会でお世話をした妊婦さんが無事に当会病院(東峯婦人クリニック)で出産、その後、大きな決断をされ養子縁組へと託されたケース裁判が終わったようで、「晴れて親子となりました」というご報告を育ての親御さんより頂きました。

私共が本ケースのにんしん相談をさせていただきました所以で、当会担当職員が裁判所に出向き、調査官と面談し妊娠中の実母さんの心の様子などお話をさせていただきました。

また育ての親御さんへお願いをしております、毎月の「養育調査レポート」も裁判所の担当調査官、および裁判官へお送りをし、医療従事者も含め関わった皆さんで暖かく養育の様子を見守って参りました。

こうしてご縁あり親子となった幸せなご家族を拝見しておりますと、毎回妊婦健診に同行し、妊婦さんとの寄り添いケアの日々もここでさらに大きく実を付けたと実感をしております。

以前より、当会でご相談を受けましたケースでご希望する実母さんには、裁判が終わるまでお子さんの養育の様子をお知らせしています。

「赤ちゃんが大切にされ育っている様子を知ることができ、とても安心できています。私では絶対こんな風に大切に育ててあげられなかった、良かったです。次は私も幸せになります」

というお言葉も聞かせていただきました。

大切に産まれた赤ちゃんを大きな決断で養子縁組に託すとき、その思いは一日で断ち切るようなものではないと私共は考えます。

裁判が終わるまでは子どもがどのように育ち、慣れ親しむのかを親権者である方が知る権利を持つ事から、アメリカをはじめとする諸外国において殆どのハーグ機構団体は当会のような養育報告レポートを基にし、お子さんが元気で幸せに養育されていることを親権者である産みの親御さんへ知らせていくのは当然のこととされています。

そうして生母さんは時間を掛けて日々、自分が大切にして生んだ赤ちゃんが、幸せになっていくのを知り、「これでよかった、間違ってない」と受け止めていくのです。

(※ 日本では現在ごく一部の民間団体がこのようなシステムを取っています)

大切な命を生み出すことを「なかったこと」にはできません。ですから自分の人生の中で起きたこと、有った事をきちんと受け止め、次のステップで「幸せになるための道」を悔いなく選択していただこうと当会は考えサポートしております。

ちいちゃんはますますお兄ちゃんに似てきました(^^
お兄ちゃんもご縁あり、当会の病院で産まれておりまして兄弟ともに「東峯っ子」です。
ちいちゃん、そしてご家族の皆さん、本当におめでとうございました!

そして生母さん、これからも、ますます、お幸せに(^^

慈愛寮にお邪魔しました

先日ある雨上がりの午後、都内にある慈愛寮をご訪問させていただきました。寮長の細金さんが暖かくお出迎え下さり、とてもおいしいお食事を頂きながら沢山お話を聞かせていただきました。

お話を伺う中で、慈愛寮にお越しになるお母さんたちと、うちにご相談を下さる方々とがとてもよく似た境遇である事、「支援の中で大切なことは」という話の中で、寮長さんと私が思わず口をそろえて出た言葉が「ごはんをちゃんと食べる」ことなどにも思わず笑い声が出たりした、とても和やかな時間でした。

慈愛寮は生活困難や暴力被害状況で援助を必要とする妊娠8ヶ月~産後5ヶ月の妊産婦と、同伴の乳幼児が利用できます。妊婦さんはここに入所し安心して赤ちゃんを産める環境が与えられ、その後自立できるよう産後も少し回復するまで皆さんのサポートを受けることが出来ます。最近新しく立て直しをされとても綺麗で、細かいところまで沢山配慮がされており、スタッフの方もとても親切です。

住所は保護のため明かされておりません。私は日本には妊婦さんの為の快適な寮、というのはとても少ないと思っておりますが、慈愛寮を訪問している間、何回「私もこちらに住みたいです」という言葉が出たことか。。。。
何よりも寮長の細金さんのお優しさにきっとここに保護される方は救われると思います。

「ここを家だと思って頑張ってほしいと思っています」とおっしゃる寮長を見て、今まで沢山の女性がこの笑顔とやさしさに救われて旅立ち、頑張っているのだろうと思いを馳せました。
エントランスには沢山お花が植えてあり、どの苗も雨露を受けて嬉しそうでした。
ここにいらっしゃる妊婦さんはうちへ相談をなさる時と同じ、きっとへとへとに疲れ果て、どこに相談していいのか、大きなおなかを抱えて道に迷っている方たちでしょうが、この寮の優しさにふれ、きっと心も癒され、安心したお産が出来るのだなと思うと本当に心温かく、うれしく感じました。私共も、また明日から頑張ろう、と思えた一日でした。

(おがわ)