UNHCRレポートに掲載されました

2018年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年は養子縁組への周知が進み、お陰様でいろいろな場で研修会や勉強会を持つことができました。

 

東京で成人式を迎えた方の8人に一人が外国籍だそうですが、養子縁組の在り方もますます多様性を求める傾向になってきていると感じているものの、まだまだ「日本人」とガイジン、の二部で大きく分けられてしまっている感じは否めません。

 

 

UNCHR(国連難民高等弁務官)駐日事務所のレポートに当会で支援をしました、無国籍児童の養子縁組ケースが掲載されました。

 

様々な事情の背景をもって生まれてくる子供たちですが、どのような背景であっても世界中の子供には家庭で育つ権利があり、

 

「児童が、その人格の完全なかつ調和のとれた発達のため、家庭環境の下で幸福、愛情及び理解のある雰囲気の中で成長すべきであること」

 

と子供の権利条約にもきちんと記載がなされています。

 

また、そこには「その管轄の下にある児童に対し、児童又はその父母若しくは法定保護者の人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的、種族的若しくは社会的出身、財産、心身障害、出生又は他の地位にかかわらず、いかなる差別もなしにこの条約に定める権利を尊重し、及び確保する。」

 

 

とあるように、人種や国籍地位に関係なく差別なく権利があるとも明記されております。

残念なことにこの豊かな国日本で生まれてきても、身分を持つことを認められないこどもたちがあります。

 

 

ここに掲載されたケースもそのうちの一つでした。でも養子縁組により、今は自分の身分をきちんと持つことができ、

身分を持てなかった赤ちゃんは、親と家族を持て、住民票も身分も持つことができ、安定して暮らせるようになっています。

 

今後、ますます沢山の異なる国籍や人種の人々が共存していくであろう日本です。

「日本人」の子供や親御さんでなくても、分けてだてなく養子縁組で幸せになってほしいと改めて思いました。